2020.10.26

当店はポルシェ買取の専門店の顔もありますが、もちろんポルシェの整備や修理も得意としております!
ポルシェのことを知り尽くした熟練の専門スタッフが知識と経験を元にお客様の愛車を車検整備や修理を行っております。

今回はポルシェ911 GT3の超高価なオプション、PCCB(ポルシェ セラミックコンポジット ブレーキ)の脱着作業を伴うブレーキパッド交換とディスクローター交換を行いました。

こちらのPCCBは150万円前後する高額なオプションで、よく「ポルシェ カーボンコンポジット ブレーキ」と言われることもありますが、正しくは『セラミックコンポジット』。
PCCBは1000℃の耐久性を持つセラミックとカーボンの複合素材で構成されていて、非常に手間のかかる製法で製作されているから非常に高額な理由とされています。
特徴としては、強力な制動力と通常の鋳鉄性ディスクに比べて重量は半分以下と超軽量で乗り心地やハンドリングの改善に効果があるとされています。

 

まずブレーキ関連の交換、修理を行う際にセンターロック式のホイールを外して行きます。
このセンターロックを外すのには2人がかりで行い、センターロックを回す人、動かないようにハンドル固定する人が必要です。

 

タイヤホイールを取り外した後はお目見えしたPCCBを脱着します。
ブレーキパッドは僅か数ミリとなっておりましたので交換が必要です。
また、ディスクローターは若干ですが削れており段差が出ていたのでオーナー様の意向もあり一緒に交換することに。

 

PCCBの脱着した後は、新品のディスクローターとブレーキパッドを取り付けキャリパーも同時に洗浄しピカピカになり作業完了!

 

パワーのあるポルシェを運転するにあたって非常に大切なブレーキ。
ブレーキパッドの交換時期を過ぎたまま運転していると事故や故障などで人命にも関わってきますので早期発見が非常に大切です。
人間の身体と同じで元気な状態からお客様のポルシェの状態を把握することによってお客様の安全を確保することができ、交通事故の原因となる突然の故障を未然に防ぐことができます。
そこで当店では、早期発見のきっかけになる2年に一度の車検整備だけでなく6ヶ月点検や12ヶ月点検もお勧めしております!

メーカーで修理や車検整備を依頼すると高額になってしまう・・・
でも街の整備工場やチェーン店では不安・・・
そんなポルシェオーナー様必見!!
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