2020.01.23

20年もの間ポルシェ社の販売を牽引してきたカイエン。
SUVという車種特性ということもあり、初期型のどんなに使い古された個体であっても世界中で引く手数多です。
また、現行型に近づくにつれて低排気量&ターボのエンジンバリエーションは日本国内の税制面でもアドバンテージのひとつですね。

カイエンの買取相場において特に割高感を感じることができるゾーンが「底堅さ」。
先述のようなSUVの特性でもあるのですが、年式の古さや走行距離がある一定以上に増えても値段があまり変わらなくなります。
カイエンのようなSUVは世界中に輸出されるニーズがあり、古くなったらなったで、また価格的に需要のある地域に輸出されていきます。
もちろん「なるべく安くポルシェに乗りたい」という国内ニーズもあり、それらが相場の底辺を支えているのです。

 

車の仕様やオプションなどで査定は変わるの?

 

買取金額アップを考えるときに、海外輸出で有利になる左ハンドルであることが項目としてあります。
ただ、あくまで「底堅い」ゾーンの個体での話であり、全体で見れば国内の道路事情での運転のしやすさで右ハンドルの人気が多くあります。

人気のオプションとしては一般的に高級車に装備されている「レザーシート」「サンルーフ」、外観に違いを出す大径のアルミホイールなどが挙げられます。

カイエンのボディカラーは11種類ありますが、国内ではブラック、ホワイトなどが人気や需要がありますので、査定がアップする事もあります。
ですが、当店は世界中に販売ネットワークがございますので国内では不人気のカラーでも当店では査定がアップすることも珍しくありません。
また、内装やシートカラーでもセンスの良いものは査定アップに繋がります。

 

「買取相場」と「買取価格」とを混同しがちですが、何が違うの?

 

「買取相場」とはオートオークションなどの業者間取引の過去データをもとに経費や差額利益を差し引いて算出したものです。
オークションで売る方も買う方もこのデータを参考にして売買するので自然と近い金額に集まってきます。
買取専門店は買取査定時にこのデータから幾ら安く買取るかが一件の仕事の利益になるので、「買取相場で買取る=利益なし・経費分赤字」となるので、市場取引相場の金額を超えることは「自社のお客様が探している車」など特別な事情がない限りありません。

「買取価格」は実際に買取る金額をいいますが、そのままですね。

 

・ポルシェ買取.CAFEのカイエン買取査定が高値の理由

 

当店は査定の際に市場取引相場を参考にしないわけではありませんが、その車に相場の枠に収まらない魅力があった場合には相場より大幅に高く買取をしても良いと思っています。

これは販売を行う店舗の強味であり、特に唯一無二のとんでもない魅力的なカラーリングを有したり、希少モデルのあるポルシェ・カイエンなら尚の事ですよね。

過去の相場に出てなんてこないのですから。

もうひとつ。当社のように世界でいちばん欲しいと思っているお客様や市場へアプローチするパイプを持っているか否かで、小さな日本国内の市場取引相場を大きく超えた金額で買取が出来るかが変わってきます。

 

ですので、ポルシェ買取.CAFEでは「買取相場」はほとんど参考にしておりません。
お客様のポルシェのどこに魅力があるか、どれだけの愛情が注がれていたかを正確に査定いたします。
大切にされていた想いや魅力は、相場の枠には収まらないことをわかっているからです。

だから高くカイエンの買取が出来るのです。