2020.02.01

ポルシェのスポーツモデルに上質な居住空間を兼ね備えたクーペモデルのパナメーラ。
「ポルシェの形をした高級セダン」ではなく「高級セダンの要素を惜しみなく注ぎ込んだポルシェ」である事がパナメーラでははっきりと体感できます。

パナメーラを新車、又は中古で購入され車検が近づいてきた時に料金やメンテナンスをしておきたい箇所をご紹介いたします。

 

【パナメーラによく見られる故障】

冷却水漏れ

ラジエーターホースからの冷却水漏れが多いです。ブラケットと接着されたホース部分が経年劣化で剥がれてしまう症状で、あまりに頻発するため対策部品としてネジ止めのブラケットが用意されています。

 

ドアロックアクチュエーターの故障

電動でドアをロックする時に作動する部品です。
各ドアごとに取り付けられており、故障するとドアがロックされない・開かないといった症症状が出ます。

 

エアサスペンションの故障

パナメーラに限らずエアサスペンションの故障は経年とともにやってきます。
走行中はもちろんのこと駐車中でも常に負荷が掛か続けるサスペンションは消耗品と考えていた方が良いでしょう。

 

【パナメーラの車検代はいくらかかる?】

検査に不合格が出るような不具合が何もなければ10万円後半からがパナメーラの車検代目安となるでしょう。

ただ、よくある故障の冷却水漏れやドアロックアクチュエーターは数万円で直すことが出来ますが、仮にエアサスペンションが故障していて直さなければ車検が不合格という状態の時には、部位によっては数十万円という高額な修理代が加わります。

パナメーラの重量税はグレード・年式によって税額の変わり目の「2トン」を跨ぎます。2トンまでが税額32,800円、2トン超から2.5トンまでが税額41,000円となり、車検時の法定費用が異なります。

初期はパナメーラターボのみ2トン超えだったのに対し、現在では殆どのグレードが2トン超えになっています。

パナメーラの車検はディーラーや購入したお店に依頼することが多いかも知れませんが、ディーラーでは車検代が高すぎる・・・、購入店やチェーン店では少し不安が・・・。

ポルシェ買取.CAFEにはパナメーラを熟知した専門スタッフがおりますので、パナメーラに乗り始めたばかりの方から長年乗られている方までお気軽に車検や整備の問い合わせをください!